TAKISUNG 海底光ケーブル 陸揚局

TAKISUNG 海底光ケーブル 陸揚局

ここは、インドネシア国内初の光海底ケーブル敷設(1988年4月~1991年12月までのプロジェクト期間)で、何回も訪問した思い出の場所、タキスン海底光ケーブル陸揚局。

海底光ケーブルは、現在の首都ジャカルタがあるジャワ島の東側にあるマドゥラ島のBUMIANYAR(ブミアンヤール)と、2024年にジャカルタから首都移転が決定されているカリマンタン島(旧ボルネオ島)のTAKISUNG(タキスン)間約384km間に敷設された。

工事は、住友商事/トーメンの合同企業体が日本政府のODA円借款事業の一部として請け負ったもので海底光ケーブル敷設部分は、NTTグループが請負い、日本から海底ケーブル敷設船「黒潮丸」がシンガポール経由で出向いて敷設した。

私は、敷設にあたり必要となるケーブルルート設計、ケーブル陸揚げ用のマンホール建設、ケーブル陸揚げ用人員の確保、日本のケーブル敷設船黒潮丸に必要な野菜、食材調達、ケーブルエンジニアの入国稿手続きやらでやらで、実際に敷設が始まる2年ほど前から実際の敷設までの間たびたびこの地を訪れている。

当時は、ヤシの木が生い茂る原生林であったそこには、売店もレストランもホテルもなく、まともなホテル(それでも最高級ホテルでも三つ星)があるバンジャルマシンから毎日片道60kmをチャーター車(運転手付き)で往復して仕事をする日々でした。

おおよそ、30年後の状態を、現地にいかなくとも、Google Mapで見ることができるのはなんとも感慨深いものがあります。

スマトラ島とカリマンタン島との間の大容量通信をになった海底光ケーブルは25年の寿命がつきているはずで、その後どうなっているのかは不明ですが、すくなくとも街?の様子はガラっと変わっているようです。

下は、反対側の DADURA島のBUMIANYARの陸揚げ局の写真です。

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