Byonics社 Micro-Fox PicCon

Byonics 社に注文していた、144MHz用の小型トランシーバーが届きました。

Micro-Fox PicCon です。(私はセットを購入しましたが、バラでも購入可能です)

Microfox PICCON Combo

Microfox PICCON Combo

144MHz~148MHzの間で周波数が可変で、出力は0.7W
単3電池3本で動作し、50%送信で20時間程度持つと書いています。

注目は、送信機専用でなないこと。
ただし、受信ができるといっても受信音が復調されて出力されるということではなく
DTMFコードを受信する機能があるだけです。

中にはPICが内蔵されており、(1)シリアルケーブル か (2)DTMFで 設定が変更できる
といことになります。

変更できる項目は

a.周波数(送信と受信を別々に設定可能)
b.送信を開始するディレイ時間(FOX電場が発射開始される待ち時間)
c.送信される内容(トーン)の出力形式(固定、ランダム)
d.捜査される内容のトーン周波数、スピード
e.DTMF受信機能のOn/Off
f.DTMF Code受信の Lock/Unlock
g.DTFM Lock Code (4桁)
h.CW ID(任意TEXT)
i.送信を繰り返す周期(ループ時間)など

がシリアルで接続したパソコンか、または、DTFMコードを送出できる無線機
から遠隔で操作が可能なこと。

シリアルケーブルで設定可能

シリアルケーブルで設定可能

DTMF だけに限っては、

j.FOX送信電波のOn/Off

もDTMFコマンドで簡単に操作できます。

送信出力は可変できません、0.7W固定です。

本製品は、米国仕様で144MHz~148MHzで可変である為、日本国内で使用するには
改造してJARD等で認定を受ける必要があります。

黒部分にシリアルケーブルがささる

黒部分にシリアルケーブルがささる

単3電池3本で動作

単3電池3本で動作

インタフェース、LED,SW,ANT

インタフェース、LED,SW,ANT

大きさは、iPhoneの暑さを2.5倍にしたぐらいの大きさです。(ANTを除く)

詳しくは、Byonics社のホームページを参照下さい。

シリアルケーブルでの制御しかできませんが、出力が更に小さい15mw で、
さらに小型化した製品 Mico-Fox 15 というのもあります。